ほっとモナカのホットひと息

ブログ再開! 厭世気味にシャウトするよ。

またはモナカは如何にして……(3)

やっとアリサシリーズを終わらせることができました。

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今までに述べた制作の動機なんかはこちら。 

blackvalley.hatenablog.com

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 ……もう2年以上も経ってるんですね。どうりでだいぶ文体が違うわけだ。

ここでは感想戦といきたいと思います。

 

そもそもエロの習作のつもりで書き始めたこのお話、あんまりキャラや設定を詰めてなかったのですが、思ったより書き続けることになりました。

理由は2つ。

ひとつは、感想を寄せてくれる人に女性が多かったこと。サセ子感がひどいのはたしかで、せっかく読んでもらってるのに忍びないなあと思いました。一般的な官能小説はもっと女性をモノ扱いしてたりもしますが、僕はそういう意図を持ってないですし、モラルの逸脱という点で他の描き方をしたかったので、キャラのバックグラウンドを掘り下げることとしました。この、モラルについてはあとで詳しく書きます。

ふたつめは、案外キャラが気に入ったことと、やってないエロ描写が多いことに気づいたことです。……ってこれだと理由が3つですね。今までの習作ですと、「ちょっと愛撫して正常位でフィニッシュ」みたいなのばかりで全然練習になってなかったので、やってないプレイを書き出して実践してみました。そのメモを泊まりに来た友人に見られてヤベえ奴だと思われたのは内緒です。そういえば、亜梨紗ちゃんにメタモルフォーゼのケープ付リボンバッスルコートを着せたのは亜梨紗ちゃんが着たいと言ったからで、作者の意図じゃありません。ちなみにえんじ色はありません。

 

ここからはマジメな話。

キューブリック監督の遺作、映画『アイズ・ワイド・シャット』の結論は、「パートナーならエッチしないとダメよ」みたいな感じだと思いますが(たぶん違う)、わりとこれを意識して書きました。

精神のつながりは見えないだけに不安を生み出すけど、体の関係は確かなもので揺らぎにくい。だったらエッチから始まる恋があってもいいじゃないか。

そもそも、性に寛容であった日本がご存知の通り明治維新を迎え、欧米のキリスト教的な道徳を取り入れて追いつけ追い越せの精神でセックスを縛り付けたのは周知のとおりです。

文明の成熟した現在でもそれは続いてますが、そろそろ性の解放があっていいんじゃないですか。

みたいなモラルの逸脱を、作家になるなら当然辞さない構えでないといけません。

ちなみに僕は今どっちかというと恋する浮かれポンチに近いので、イノセントラブを信じたい気持ちの方が強いです。おかげで最終話も筆が乗らず、前戯だけ数行書いて終わらせちゃいました。ごめんなさい。

 

ちょっと近況を申し上げると、習作などという言い訳を置かずに本気で書く環境に自分を追い込むことにしました。

このままただのいやらしい人として死ぬのはいやです。谷崎潤一郎のように、芸術に昇華して認められるような、かつ歪んだ家族を書き続けられるような、そんな作家を目指します。