ほっとモナカのホットひと息

ブログ再開! 厭世気味にシャウトするよ。

台湾に行ってきたわんU^ェ^U その4

夏ですね。

あの台湾弾丸ツアーの蒸し暑さを思い出す今日この頃です。そしてふと考えるのです。

……旅行記終わってないやん!!

この私も、ついに本気を出すときが来ました。就活なんてやってる場合じゃないのです。過去の清算を済まさなければ、未来では凄惨な結末を迎えるでしょう。今はただ、祈りをささげるのです。残された者(無い内定)たちのために……

 

現地時間AM9時。寝ぼけ眼で時計盤を見た僕の背筋は凍りました。帰りの飛行機を考えると遊べる時間が3時間ちょっとしかない……!

寝不足の身体で日本から飛び立ち、1000km以上離れたこの土地で一日中歩き回っていたのです。爆睡も無理ないわな。とにもかくにも、急いでシャワーを浴び、荷物をまとめてゲストハウスの一階に降ります。

泊まったBoutiシティカプセルインでは、無料の朝食が用意されています。ビュッフェ形式でパンと飲み物が自由にもらえます。そんなにメニューが充実しているわけじゃなかったですけど、格安で宿泊できた上にこのサービス……次も泊まりたいな。

席に着いてガツガツ食べていたら、なにやら日本語が聞こえてきます。顔をあげると日本人カップルが睦まじくおしゃべりしてました。

(……あれ?)

 なにやら様子がおかしい。会話の内容ではなく、二人の取り合わせです。女性の方は50前後のマダムといったかんじ。真っ赤なルージュと、指輪に乗った宝石の大きさに目を引かれます。対して男性は30あたりでしょうか。ラフな格好にサンダル履き。

これはお忍び国外デートですかねぇ(ニヤニヤ)。しっかり繋がれた手をよく覚えています。お金持ちそうなのに三ツ星ホテルを取らないとは……下世話な妄想失礼しました。

 ゲストハウスを出て、本日最初に目指すは迪化街(てきかがい)。

 当初の予定では歩いて向かう予定だったのですが、いかんせん時間がありません。ここはタクシー使っちゃいましょう! 他の交通機関と同様に、タクシーも非常に安いのが台湾のいいところ。流しのタクシーを捕まえて、地球の歩き方に載っている『迪化街』の文字を運転手さん(女性でした)に指し示しました。タブレットもいいですが、やっぱり紙の本が都合いいと思います。

これは台湾のみならず海外旅行一般に言えることですが、タクシーを使う際は十分に気をつけましょう。悪質な運転手に当たらないように。でないと、あまりに速くてゲロゲロ吐いちゃうことになりますよ?(死ぬまでにマルセイユ観光もしたいものです)

さて、着きました迪化街。ここは古くからの商店街で、漢方薬やドライフルーツのお店がずらりと軒を連ねるエキゾチックな街です。けれど時間はまだ午前。地元の人がちらほら見受けられるだけで、開いている店は皆無。さてはしくじったなモナカ……?

違うんです!僕がここに来た理由、それはとにかく見ればわかるさ!!

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 じゃ~~~~ん!!!!

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じゃじゃ~~~ん!!!!

2014年に上坂すみれさんが台湾を訪れていたのです。正直言って、僕は聖地巡礼のために訪台したと言っても過言ではないっ!(※過言である)

この2枚の写真を撮ったあと、そそくさとタクシーを捕まえて次の場所を目指しました。迪化街の滞在時間、10分。仕方ないじゃない、オタクだもの。

さて、向かったのは中山堂(ちゅうざんどう)。台湾へ行ったことのある方にも聞き馴染みのない建物かもしれません。無理もありません。だって、タクシーの運チャンが何度も僕の渡した地球の歩き方を確認していたほどですもの。

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 元は台北公会堂として建てられたこの建物。台湾総督府なども手掛けた井出薫による設計で、旧日本軍の投降式はここで行われました。

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1945年、降伏式典はこの部屋で挙行されました。そのことから「光復庁」と名付けられています。

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建物の外にある記念碑。ちょっと真面目な話を以下に……

親日国と言われる台湾ですが、植民地支配を受けた歴史をいつまでも台湾の人は心に留めています。このレリーフはその証左の一つではないでしょうか。台北の発展した町並みを歩いてみて、「日本の統治のおかげで開発が進んだ」といったような主張を思い出しました。しかしながら、民族の自決を奪われた発展が肯定できるわけありません。お隣の国を無遠慮に中傷する声が多く聞かれる昨今、実際にその土地へ向かって考えてみること、話をしてみることが重要であると再確認した次第です。

とまあ、お勉強もしてきたよアピはここまで。次回、最終話。

【おまけ】

通りかかった北門(ほくもん)。残された台北府城の門の中で唯一当時の姿をとどめているそうな。城壁は日本統治時代に取り壊されています。

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