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ほっとモナカのホットひと息

ブログ再開! 厭世気味にシャウトするよ。

非日常へのあこがれ

自分の人生に影響を与えた作品を、思い返して文章にする機会が増えました。

感銘を受けた作品について逐一感想を書くことはしてこなかったので、存外に難しい作業です。それでもなんとかやってみて気づきました。

僕は決して知り得ない非日常への思いが強いのです。まあ、みんなそうでしょうけど。

ローマの石畳を歩く少女から硝煙の匂いが香ったら、筑波の幹線道路から戦闘機が飛び立ったら、外交問題を裏で操る選ばれた血統があるなら……極端な例ですが。

けれど僕の愛するScarlettという作品で、裏社会を暗躍する男が口にします。

「俺にとっては、これが日常だ」

生まれつきの病気で長くは生きられない人にとって、病室の外の世界はすべてが非日常に映るでしょう。

非日常というのはいわば自分の知らない世界です。僕は非日常を追い求めて自衛官の予備役候補になったり、居合を始めたりしましたが、結局それは新しいことに挑戦しただけのことでした。

今、職を探す中で自分は非日常を経験したくて周りと違う業界を考えています。でもそれは自分にとっての非日常であるだけで、スクールですでに学んでいる人や以前から目指していた人にとっては日常の延長に過ぎません。

この非日常についての発見は傍から見ればしょうもないことです。僕自身そう思います。

思春期の少年少女にとって、自分の経験や気付きはとかく大きなものに見えるものです。僕は大人になりきれてないのでしょう。さりとて、大人になりたいとも思いません。

親の元で抑圧された青春時代を、僕は今からでも泳ぎ回りたいのです。体は老いても目だけは爛々と輝いたままでいたいのです。

願わくば、人生が非日常の連続であらんことを。