ほっとモナカのホットひと息

ブログ再開! 厭世気味にシャウトするよ。

『推し武道』聖地巡礼に行ってきました!

平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。その存在を知ったのはTwitterでした。「岡山が舞台だよ」と耳打ちされて即購入。一気に読めちゃう面白さは、もちろん物語の展開、愛すべき登場人物たちの存在にありますが、僕としてはくすりと笑ってしまう岡山ネタが満載なところもポイントです。

読み終わった後、オタクの血が騒いだ僕は決意します。

聖地巡礼するぞ!!

手始めに、妹氏に全巻貸して様子を見ました。おいしいおいしいきびだんごに釣られて、やすやすとお供に引き入れることに成功。人の多いロケーションもあるので、気恥ずかしさを和らげる同行者がほしかったのです。

ではでは、オタ退治の旅に出発です!(以下で掲載するワンシーンはすべて、平尾アウリ(2016)「推しが武道館いってくれたら死ぬ」,徳間書店、より掲載しています)

 

第1巻から時系列で紹介していきます。

1巻の第6話、えりぴよ&くまさペアが二人して現場を間違えるお話。「へきち」というのはきっと岡山の県北の方でしょうね……。(殺される)

ここで大都会岡山の象徴として登場するのがこの桃太郎像!

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岡山駅の東口(今は後楽園口という愛称がついてるようです)に堂々と立つももたろさん。いつも4匹目のお供としてハトを従えています。ここは集合場所の定番なのでこの後も何度も登場しますね。

「へきち」からなんとか2人は岡山駅に戻ります。

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このマントマンは旧制第六高等学校(岡大の前身)の学生らしく、創立100周年を記念して建立されたそうです。存在は知ってても、ちゃんと銘板を読んだのは初めてでした。

路面電車を待つ時間も無い2人は岡山の街を激走します!

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いや~オタクってバカですね! 僕も上坂さんのお渡し会に遅刻しそうになって広島の商店街を駆け抜けたことがあります。今考えれば、路面電車使ったほうが早かったような……?

この目抜き通りは桃太郎大通りといって県内でもっとも栄えているエリアです。六文銭みたいな看板は「ドレミの街」という複合施設のものですね。残念ながら工事中で壁の様子がわかりませんが、よしとしましょう。

 

第2巻に突入です。

第9話、人気投票のために文字通り骨を折ったえりぴよが息抜きに行きます。余談ですが、彼女のバイト先がパン工場なのも憎い設定なんですよね……岡山はやたらパン工場が多い。求人紙に載ってないことがほとんど無いと思います。

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これは岡山駅東口にあるポストですね。第12話でChamJamのブログ聖地巡礼してる際にも登場します。聖地巡礼で登場した場所を聖地巡礼するってなんだ?

同じポーズで写真を撮ろうとしたら妹氏に拒否られました。そりゃそうだ。僕も恥ずかしくてできんわ。あ、左下のコマにある塔みたいなやつどこだか分かる人がいたら教えてください!

このあと2人はあーやがバイトしているメイドカフェに行きます。ここ、特定してるんですけど都合の関係で行けませんでした……。次回に乞うご期待!

第11話、空音が加入した時のお話。他の新メンバーもどんどん加わって、ChamJamの初ライブが開催されます。その場所がここ!

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岡山駅から少し歩いたところにある、複合アミューズメント施設のジョイポリスですね。実際に広場では地元のアイドルがライブやってたりするらしいです。マンガと同じ角度で撮るにはどこかビルを登らないといけません。ちょっとそこまでは……乞うご期待!

第12話で空音とれおがイチャイチャしてるシーン。もうこの2人ほんといい……。

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さっきの桃太郎像付近から桃太郎大通りを見るとこんな感じ。駅前!って感じですな。

えりぴよ、くまさ、基の仲良しオタ三人組はブログ聖地巡礼の続きをしてます。舞菜が偶然そこを通りかかるのですが、舞台となった噴水がこちら。

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これまた岡山駅からちょっと歩いたところにある西川緑道公園です。ここのカットを見て、「これアレじゃん!!」となったから今回の聖地巡礼を計画したんですよね。微妙に地元民の心をくすぐるチョイスです。このシーンの舞菜ちょーかわいい。でも女の子の友人からは舞菜、不評の声が多い……いや、なんとなく理由はわかりますけど。

 

教科書は第3巻を開いてくださーい。

バイトの疲れで桃のごとくどんぶらこと川に流されたえりぴよ。第13話は感動ですよね。ライブにも握手会にも間に合わなかったえりぴよが帰るのを、舞菜が追いかけます。そしてついに岡山駅のエレベーターでその背中を見つけるシーン。

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ここで声をかけないところがいいですよね~! あくまでもアイドルとファンの距離を保とうとしているのが泣けてくる。もちろん舞菜のわがままと言えなくもないですが(笑)

第14話は扉絵がいきなりももたろさんです。

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この角度で撮るのを忘れていて、さきほどのももたろさんから1時間くらいして戻ってきたときの写真なんですが……ハトさんやっぱりいるという。

空音に男がいる疑惑が浮上する第15話。イブの日に仲良し三人組が桃太郎像横の噴水で待ち合わせです。

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まあこの描写の通り、いつもカップルだらけです。だって待ち合わせ場所ですもん。ここで彼女と待ち合わせしたい人生だった。

第16話、年の瀬特番にれおが出演するのですが、この公開収録が行われているのは間違いなく岡山駅チカのイオンモール岡山。

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同じ番組に岡山出身のコンビ芸人が出てますね~ うん、これは千鳥でしょ。演者を選ぶクセがすごい……。

この回ではChamJamのみんなが初詣に行ってますね。行き先は名前が出ていませんが最上稲荷です。これも時間の関係で撮りに行けませんでした……。またの機会です。

えりぴよは不幸体質なんでしょうか。第17話、風邪でぶっ倒れてイオンでの外部ライブに参加できなくなります。そのライブの場所は比較するコマが無いですが、おそらくここ。

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大掛かりな催し物なので間違いないと思います。

なんと舞菜が前列にいるという、歴史的なライブを目撃したくまさ。イオンのフードコートで一休みしていたところ、えりぴよから電話がかかってきます。

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これめっちゃ撮るの恥ずかしかった……。フードコートのある4Fから3Fに降りるエスカレーターですね。つまり写真上端のあたりにくまさの座っている席があるということです。それがここ。

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ああ、優しいくまさ。オタクだからこそ、舞菜が前列で踊ったことは口が裂けても言えないのです。そこにまたしても偶然通りかかる舞菜……。

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このセリフ、作品すべてを語ってしまう強さのある言葉ですね。果たして物語がどういう結末を迎えるのか、楽しみでなりません。

 

ひとまず以上で聖地巡礼は終了です。判明してない場所、わかってるのに行けなかった場所がたくさんあるので必ずやリベンジします!

あと、感想を言えてないので次回の聖地巡礼でまた吐き出しますね~!

君はなんてものを……

先日、ある女の子から猛烈に勧められたマンガがあります。

↓それがこちら↓

 はらだ先生の『にいちゃん』。おホモのマンガです。苦手な方はお引き取りを……。

「いやモナカ氏よ、お前BL興味あったの??」

とお思いの方がいるのはわかります。実は僕、男ですし、異性愛者です。

しかしながらですね、創作をする人間として腐女子の方々がずっとうらやましかったんですよ。特に二次創作で顕著ですが、男向けのエロ作品って「はぁ、シコい」で終わるものが多いです。もちろん薄い本にヤマとかオチとかイミを求めるのは無粋だとわかっちゃいるんです。でも、でもですね、たまにはそこを飛び越えてほしい。

ミックスでも同様で、男性向けの多くは一話完結の強引な展開が際立ちます。連載が少ないので仕方ないとは思いますけどね……なにか僕が好きそうな長編あれば教えてください!

てな感じで、なにか興味をそそられるエロ長編ならBLでも読みたいなと思ってた矢先。ヤバげな本を紹介されました。Amazonのレビューは絶賛の嵐だし、冒頭の試し読みで続きが気になって仕方ない。なにより、みんな口をそろえて「ヤバい」と評してるからこれはヤバいんだろうな……ポチッと。僕はヤマトのにいちゃんになんてものを運ばせる気なんでしょう。

まさかと思い、友人の人妻(懐妊中)にこの作品知ってるか尋ねてみたら、「サイン本持ってる♡」とのこと。オイオイオイ、一歩先を行ってたよ。人の性癖勝手に晒しといてアレなんで僕も告白すると、最近人妻NTRがイケるようになりました……。

愛のあるセックス以外許せなかった、昔の僕を返せ!!

前置きと言い訳が長くなりました。以下、読んだことある人向けの感想を。(雑になってるけどごめん)

 

教えられていたように、受けが可愛い! 「ゆい」なんて名前なんだし、さもありなん。冒頭で景が言葉巧みに何も知らない子供を犯そうとしてるのほんとクソだ……しかも周囲に差をつけたい男の子ごころをわかってるから言葉選びが凝ってる。先にオナニー教えといて興味がわきやすいようにしたり……クソ。で、景が興奮のあまり強引に事を運ぼうとして失敗しちゃうわけだけど、これはわかってしまうなあ。男の性衝動は動物のそれだからね。愛と性欲に区別がつけられない。

ゆいが逃げ出すのは仕方ないし100%景が悪い。でも自分が悪いと決めつけるゆい。鍵っ子で一人息子で友達もいなかった彼を救い出した(?)存在を裏切ったと。うーん、ゆいじゃない他の子に手を付ける可能性あったよね。

悲劇なのはゆいがホモにならなかったことかな。再び景に飼われることがなければオペラント条件づけのように、たまの儚いごほうびを期待して従順にもならなかった。徹底してクソな景……こういう思い切りがいい。ゆいを支配して捌け口にしてんのゴミ。

で、ここで登場するのが舞子! この子めっちゃ好き……。本音とは裏腹に、社会に迎合しようとしてるのが……まあ、それすらも思春期にありがちな自分だけ特別でいたい心情が働いていると言えなくもないけど。ただ、ゆいといい彼女といい、セクシャリティに疑問を持ってるのだから、そんな斜に構えた中二病みたいに言わなくていいね。まいはずっと後になって彼女こさえるわけだし、ああ、僕はここの話がもっと読みたいよ。(無茶な話)

そうそう、偏見だったんだけど、BL本に女の子出るんだね。しかもめっちゃキーパーソンじゃん。まあ、スタンガン持ってる少女はそんないないとは思うけど(笑)

一貫しているテーマが「普通ってなに?」なんだろうけど、こういう骨のある作品にめぐりあえて僕は嬉しい。両親によってホモを矯正させられようとしたために、生き抜くための仮面をかぶって、でも繕えなくて。「いっそのこと男だけの世界なら」という願望が、女の存在を唾棄する理由なのだろうなあ。

確かによく考えれば、セクシャリティ以外でも、この作品を通して不思議に思えたことも多い。勉強のできる子は品行方正でなければ、なんて個性の否定だなって。

ゆいは世間を完全にあざむく強さを持っていたから、逆にすべてを切り捨てることができる。反対に、景は親に否定され、人に愛されることにすら疑いを捨てられなくなったと。

「にいちゃん今からアンタを抱く」ってシーンしびれた。これは男の僕でもカッコいいなと思った。宣告しているようで、愛の告白。

けれど、そこまでしてくれてたのにまた逃げ出すのが景。ここまでくるとクソだって愛したくなるよ……。過去の話が明らかになって、仕方ないなって。ホモの連鎖っていうか……負の連鎖とは決して呼んじゃダメだろうけど。

最後ハッピーエンド(?)でよかったな。僕はハッピーな終わり方が好きだから。

強いようなゆいだけど、結局は両親に打ち明けられずにいる。ここで終わるのが作品全体のほの暗さと合ってるなあ。タバコと薬を手放せないのはもちろん依存の象徴で、2人がどうなるのか……。

 

とまあ、女の子の求めるような感想ではないと思うんですけど、以上で。(雑すぎるんでまた書き直します……)

台湾に行ってきたわんU^ェ^U ファイナル

さてこのシリーズ、ずっと「近況」タグをつけてお送りしてきましたが、みなさんはとある事実にお気づきでしょうか?

帰ってきてから1年経ってるよ!?!?

時の流れに見放された僕はどうすればいいのでしょう。来年なにをして食ってるんでしょう。不安に苛まれる丑三つ刻を迎える前に、あの日を振り返ります。

帰国を前にして最後に向かったのは中正紀念堂台北で一二を争う定番のランドマークです。亡くなった蒋介石を称える目的で作られました。

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と、遠い……。都会の地下鉄駅を出ると、突如として現れたのがこの自由広場です。蒸し暑く、時折陽射しが突き刺さる中をとぼとぼ歩きます。

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ぜんぜん近づいた気がしない……。僕は額の汗を拭きながら、イデオロギーの洗礼を受けている気分になりました。先ほど訪れた中山堂といいココといい、日本では味わえない国家の息吹を感じます。ただ、この施設は国民党による弾圧の歴史を踏まえて名前が変わったり、このあと見学する儀仗隊の交代式が中止されたりと、様々な変遷を辿っています。過去の失政に目をつぶらない姿勢、大陸の人も見習ってほしいですね。

そんなこんなで階段まで来ました。

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でっかい。階段が89段になっているのは蒋介石の享年と合わせているためだそう。

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のぼって振り返ると、入り口の門があんな遠くに……。

???「人がゴミのようだ!」

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中に入ると、蒋介石の巨大な銅像が鎮座していました。孫文の掲げた三民主義の理念が、壁に刻まれています。

上を見上げると……

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天井に青天白日が!

全人代が行われる北京の人民大会堂も、天井に紅い星が輝いてますよね。こういった意匠を凝らすのが好きという点で、同じ民族なのだと感じます。もちろん弾圧された本省人のことを忘れてはなりませんが……(台湾の近代史を今回の訪台にあたって調べておきました。非常に興味深いので、旅行のご予定がない方もぜひに)

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ここでの見ものはなんといっても衛兵さんです。この人、一度配置についたら1時間この姿勢のまま、微動だにしません。

交代式の動画を上げたかったのですが、ちょっと埋め込むのが面倒なので割愛します。YouTubeなんかでたくさん上がってるので見てみてください。当然ながら、実際に見ると5000兆倍カッコいいですからね!!

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交代式を見学したのち、急いで台北桃園国際空港に向かいます。来た時と同じく台北駅から空港へは高速バスです。バスのきっぷは窓口で買いましたよ。えらいね! 成長したね!!(金額を間違えて払い、失笑されたのはナイショ

空港で台湾ドルを円に両替してもらったのですが、小銭は出してもらえないため手元にだいぶ台湾ドルが余ってしまいました。さて、どうしたものか。

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やっぱ酒だよね~!!

使った航空会社はVエア。CAさんの笑顔がとても素敵で、安全についての説明もジョークを交えたりと好感のもてるホスピタリティでした。また訪れる際に使いたいと思ってたんですが……なんと一ヶ月も経たないうちに親会社が解散! あのCAさんの笑顔は最後の輝きだったようで。あ、台湾ビールの味は覚えてません。

 

一年以上の長きに渡り、この旅行記を読んでくださってありがとうございました。まだまだ語り足りないことがあるので、まとめるついでに綴ろうと思います。……いつになるかわからんけど

台湾に行ってきたわんU^ェ^U その4

夏ですね。

あの台湾弾丸ツアーの蒸し暑さを思い出す今日この頃です。そしてふと考えるのです。

……旅行記終わってないやん!!

この私も、ついに本気を出すときが来ました。就活なんてやってる場合じゃないのです。過去の清算を済まさなければ、未来では凄惨な結末を迎えるでしょう。今はただ、祈りをささげるのです。残された者(無い内定)たちのために……

 

現地時間AM9時。寝ぼけ眼で時計盤を見た僕の背筋は凍りました。帰りの飛行機を考えると遊べる時間が3時間ちょっとしかない……!

寝不足の身体で日本から飛び立ち、1000km以上離れたこの土地で一日中歩き回っていたのです。爆睡も無理ないわな。とにもかくにも、急いでシャワーを浴び、荷物をまとめてゲストハウスの一階に降ります。

泊まったBoutiシティカプセルインでは、無料の朝食が用意されています。ビュッフェ形式でパンと飲み物が自由にもらえます。そんなにメニューが充実しているわけじゃなかったですけど、格安で宿泊できた上にこのサービス……次も泊まりたいな。

席に着いてガツガツ食べていたら、なにやら日本語が聞こえてきます。顔をあげると日本人カップルが睦まじくおしゃべりしてました。

(……あれ?)

 なにやら様子がおかしい。会話の内容ではなく、二人の取り合わせです。女性の方は50前後のマダムといったかんじ。真っ赤なルージュと、指輪に乗った宝石の大きさに目を引かれます。対して男性は30あたりでしょうか。ラフな格好にサンダル履き。

これはお忍び国外デートですかねぇ(ニヤニヤ)。しっかり繋がれた手をよく覚えています。お金持ちそうなのに三ツ星ホテルを取らないとは……下世話な妄想失礼しました。

 ゲストハウスを出て、本日最初に目指すは迪化街(てきかがい)。

 当初の予定では歩いて向かう予定だったのですが、いかんせん時間がありません。ここはタクシー使っちゃいましょう! 他の交通機関と同様に、タクシーも非常に安いのが台湾のいいところ。流しのタクシーを捕まえて、地球の歩き方に載っている『迪化街』の文字を運転手さん(女性でした)に指し示しました。タブレットもいいですが、やっぱり紙の本が都合いいと思います。

これは台湾のみならず海外旅行一般に言えることですが、タクシーを使う際は十分に気をつけましょう。悪質な運転手に当たらないように。でないと、あまりに速くてゲロゲロ吐いちゃうことになりますよ?(死ぬまでにマルセイユ観光もしたいものです)

さて、着きました迪化街。ここは古くからの商店街で、漢方薬やドライフルーツのお店がずらりと軒を連ねるエキゾチックな街です。けれど時間はまだ午前。地元の人がちらほら見受けられるだけで、開いている店は皆無。さてはしくじったなモナカ……?

違うんです!僕がここに来た理由、それはとにかく見ればわかるさ!!

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 じゃ~~~~ん!!!!

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じゃじゃ~~~ん!!!!

2014年に上坂すみれさんが台湾を訪れていたのです。正直言って、僕は聖地巡礼のために訪台したと言っても過言ではないっ!(※過言である)

この2枚の写真を撮ったあと、そそくさとタクシーを捕まえて次の場所を目指しました。迪化街の滞在時間、10分。仕方ないじゃない、オタクだもの。

さて、向かったのは中山堂(ちゅうざんどう)。台湾へ行ったことのある方にも聞き馴染みのない建物かもしれません。無理もありません。だって、タクシーの運チャンが何度も僕の渡した地球の歩き方を確認していたほどですもの。

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 元は台北公会堂として建てられたこの建物。台湾総督府なども手掛けた井出薫による設計で、旧日本軍の投降式はここで行われました。

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1945年、降伏式典はこの部屋で挙行されました。そのことから「光復庁」と名付けられています。

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建物の外にある記念碑。ちょっと真面目な話を以下に……

親日国と言われる台湾ですが、植民地支配を受けた歴史をいつまでも台湾の人は心に留めています。このレリーフはその証左の一つではないでしょうか。台北の発展した町並みを歩いてみて、「日本の統治のおかげで開発が進んだ」といったような主張を思い出しました。しかしながら、民族の自決を奪われた発展が肯定できるわけありません。お隣の国を無遠慮に中傷する声が多く聞かれる昨今、実際にその土地へ向かって考えてみること、話をしてみることが重要であると再確認した次第です。

とまあ、お勉強もしてきたよアピはここまで。次回、最終話。

【おまけ】

通りかかった北門(ほくもん)。残された台北府城の門の中で唯一当時の姿をとどめているそうな。城壁は日本統治時代に取り壊されています。

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台湾に行ってきたわんU^ェ^U その3

「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ」

はい、今日の記事と全然関係ありません。

何を思ったのか、中学生のモナカが感銘を受けた『GUNSLINGER GIRL』をまた読みたくなってこの度全巻買ったんですよ。いや~泣ける。非日常への憧れと、イタリアに行きたい欲求が高まって……あれ、俺なんか忘れてね??

そうです。次の海外旅行なんて考えてる場合じゃないんです。台湾紀行を終わらせないと! ということで、『MONACA : in Taiwan Ⅲ』の始まりだ!!

その前に履歴書を書け。

 

前回のあらすじをまとめますと、千と千尋のモデルと目される九份で人の波に揉まれ、なんとか乗れた帰りのタクシーはF1レーサーも真っ青な公道暴走特急であったと、こんな感じです。

どうして九份が楽しめなかったのか考えていたのですが、きっと、独りで見るイルミネーションだったからだと思います。ただの電球ってやつですね。一人で海外に出る目標は達成しましたが、楽しむにはやっぱりパートナーが必要ですよ。いや、別に日本から出なくてもパートナーは必要ですよ。やっぱりパートナーは……視界がぼやけてきたのでやめます。

 士林観光夜市は台北最大の夜市で、誰もが一度は訪れる名所!

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タクシーから降り立ち、おばさんお姉さん達と別れて入り口に向かいます。「着いたらなにかおごってくれないかなー」なんて抱いてた淡い期待を夜道に捨て、飯にありつく戦士の兜を被りました。いざ、キャバクラ!(古い)

とりあえず目についた美味しそうな物をいただきます。胡椒餅

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見た目に騙されてかぶりついてはいけません。固めに焼かれた生地に肉汁たっぷりのスパイシーな挽き肉が詰まっているので、慎重に食べないと大変なことになります。

「あっつ!あっつ!あっ…◎△$♪×¥●&%#?!」

熱々の肉汁が手にこぼれ落ちました。悶絶しながらも空いてる手で必死にウェットティッシュを探ります。ありました。拭きます。ふぅ……。

夜市を訪れる際はウェットティッシュが必需品。このネット情報を得て買っておいたかいがありました。手はジンジンするわ彼ピッピを待ってるっぽい若い姉ちゃんにジロジロ見られるわで冷や汗が止まりませんでしたが、なんとか平らげます。僕としては胡椒が強すぎたかな。各地に名店と呼ばれる所があるので、胡椒餅食べ比べも面白いかもしれません。

街路の奥まで歩いたところで、偶然にも有名な麺線店の支店を見つけました。パクチー入りでいただきまーす。

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 うん、微妙……。なんだろう。薬膳のようなスープに柔らかくて細い麺が入ってます。不味くはないんですけどね。これもまた、食べ比べ向きかもしれません。

店内では壁掛けTVでニュースが流れてました。国軍の閲兵式かなにかの模様が長く報じられていて、国防意識の違いを思わぬ形で知ることができましたね。その後はあるカップルの特集が始まりました。2016年9月の話で、日本でも大きく取り上げられたビッグカップルですがお気づきでしょうか?そう、愛ちゃんです。(もう福原愛さんと呼ばなきゃね……)現地の人たちもテレビ画面を見て騒いでました。ホントに人気なんだな。

なんだか美味しいものに巡り会えないし火傷はするし……テンション上げるために次はどうすべきか。デザートでしょ!!早いけど

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 マンゴーの乗ったミルクかき氷!こちらこの店の夏季限定メニューです。人気店で行列ができてましたが、回転が早いのですんなりと座れました。席に届けられるや否やパクつきます。美味しい(´;ω;`)…… 削られているのは凍らせた牛乳。マンゴーはほどよく熟れていました。日本でも同じものが食べられるようになりましたが、1000円とか取ったりしますよね。スイーツ好きにはたまらない街かもしれません。あなどれないぞ台北。

 士林夜市は本当に大きいです。あたり一帯どの通りもお店です。人もごった返す中で歩き続け、しかもちょっと迷子になりました。地下街の入り口はとうとう見つけられなくて、今夜はここで離脱することにしました。暑さもあってヘトヘトですもん……。

最後にスイカジュースを飲みました。(写真忘れてる)

最寄り駅から電車に乗って台北駅へ戻りました。

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昼間はこの床が座り込んだ観光客で埋め尽くされていました。もう夜も深いのですっからかん。日系企業の進出が窺えますね。駅内には一風堂なんかもあります。

今夜の宿は台北駅からほど近いゲストハウスです。

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Boutiシティカプセルインというところです。口コミで人気で、すっごいお洒落で快適に過ごせます。ベッドもカプセルじゃなくて広々としてます。

とにかく疲労困憊な僕は寝床に倒れ込みました。計画もなにもかも吹っ飛んだ一日目でしたが、これも個人旅行の醍醐味。今は休んで明日に備えるとします。

(つづく)

非日常へのあこがれ

自分の人生に影響を与えた作品を、思い返して文章にする機会が増えました。

感銘を受けた作品について逐一感想を書くことはしてこなかったので、存外に難しい作業です。それでもなんとかやってみて気づきました。

僕は決して知り得ない非日常への思いが強いのです。まあ、みんなそうでしょうけど。

ローマの石畳を歩く少女から硝煙の匂いが香ったら、筑波の幹線道路から戦闘機が飛び立ったら、外交問題を裏で操る選ばれた血統があるなら……極端な例ですが。

けれど僕の愛するScarlettという作品で、裏社会を暗躍する男が口にします。

「俺にとっては、これが日常だ」

生まれつきの病気で長くは生きられない人にとって、病室の外の世界はすべてが非日常に映るでしょう。

非日常というのはいわば自分の知らない世界です。僕は非日常を追い求めて自衛官の予備役候補になったり、居合を始めたりしましたが、結局それは新しいことに挑戦しただけのことでした。

今、職を探す中で自分は非日常を経験したくて周りと違う業界を考えています。でもそれは自分にとっての非日常であるだけで、スクールですでに学んでいる人や以前から目指していた人にとっては日常の延長に過ぎません。

この非日常についての発見は傍から見ればしょうもないことです。僕自身そう思います。

思春期の少年少女にとって、自分の経験や気付きはとかく大きなものに見えるものです。僕は大人になりきれてないのでしょう。さりとて、大人になりたいとも思いません。

親の元で抑圧された青春時代を、僕は今からでも泳ぎ回りたいのです。体は老いても目だけは爛々と輝いたままでいたいのです。

願わくば、人生が非日常の連続であらんことを。

台湾旅行の続きを書こうと思ってた(以下、宣伝)

「彼女の唇は、さよならのカタチを描いて‥‥こわばる」

本当に、本当に遅くなりました。僕はいつまで台湾旅行を続けているのでしょう。ネタを温めていたと言いたいところですが、日々の暮らしに忙殺されていました。

ちょっとは落ち着いてきたので続きを書きます。あ、片づけたタスクの一つをここで宣伝……。

今年の冬コミ、C91二日目東R-33bにて、上坂すみれさんトリビュート短編集『TRAUMAよ言葉を紡げ!』がサークル「文学戦線上坂すみれ派」より頒布されるようなのですが、私ほっとモナカも寄稿しております。僕のファンは最低3冊買え。

 冬コミに行く人はぜひお手にとってみてください。僕の知り合いなんかで欲しい人いれば僕が代理で渡せるよう掛け合ってみます。

 ちなみに僕の作品名は、『天使様のお導き -Lead me to the future-』とかいうクッソダサいやつなのですが、ある2つの作品を意識して書きました。ヒントは記事冒頭のフレーズ、もう一つは読んだら気が狂う作品。あとは読んでのお楽しみということで……正直読まなくてもいいよ(謙遜)

 台湾旅行の続きを書くつもりだったのに、近況報告が長くなったので記事タイトル変えました(笑) 近いうちに更新します。気づけば年の瀬だ!!